家づくりは安心・安全が基本。快適な住宅は素材選びから始まります。。
これからの住まいになくてはならない重要なキーポイント Breathability(ブレサビリティー)
Breathability(ブレサビリティー)とは、直訳すると「呼吸性能」。呼吸といっても空気のことではなく、空気中に含まれる水蒸気と、液体としての水の移動についてを指します。
良質な室内環境や住む人の健康、建物の健康(長寿)を同時に実現するには、季節の移り変わりや夜間・日中などで大きく変化する温度や湿度を緩和し、住む人と建物に掛かる負荷を軽減する必要があります。それを実現するためには、Breathabilityを考慮した設計・施工、建材選択が重要なポイントとなってきます。
Breathabilityを考慮した設計・施工、建材選択とは
- 適度な壁厚と、透湿性・吸排湿性・吸排水性そして断熱性能などの性質を持つ建築素材の特性を上手に利用し、適切に組み合わせることが必要です。
- 断熱性能を確保しながら、現在理想的とされている湿度40%~60%を維持すること。これによりダニやカビの発生を最小限に抑えることができます。
- 室内を適正な湿度に保ちながら壁内の湿度も安全許容値に抑えることで、建物としても初期強度を長く維持することが可能となります。
Breathabilityを保持した建材を適材適所に使用することで、住まいの吸排透湿性を確保でき、良質な室内環境や建物の健康(長寿)を実現できます。また、同時に省エネ・CO2の削減などにもつながります。